【独学で挑戦するポルトガル語検定 Celpe-Bras】筆記試験の対策 意見を述べる記事の書き方

Celpe-Bras

Celpe-Brasの筆記試験ではあるテーマを扱ったビデオやオーディオを視聴して、または記事を読んでから記事を書くという問題が出題されることがあります。日本の学校教育ではあまりないスタイルの作文ですね。どんな書き方が良いのでしょうか?ブラジル人が教える3つのポイントを紹介します。

惹きつけるタイトルを選ぶ

  うっかり忘れがちですが、記事にはタイトルが必要です。良いタイトルを考えてください。良いタイトルとは読者の関心を引き起こすものです。もちろん本文と関係があるものでないといけません。タイトルを書くときの注意点が一つあります。タイトル文の最後には句読点のポントフィナウを付けないでください。それがルールです。タイトルを書いたら一行開けてから本文を書き始めましょう。しっかり構成を考えて節で区切られた文章にしましょう。これも言うまでもないことですが、各節の最初は一文字開けてくださいね。

構成をしっかりと考える

  意見を述べる記事で大事なのは、あなたの意見をしっかりと伝えることです。意見を明確に、はっきりと理解できるように書いて下さい。その意見を納得させるような論議の流れを考えて、文章を組み立てます。あなたの意見は最初から最後まで変わらないようにしてください。4節構成の書き方はシンプルで使いやすですよ。

Parágrafo 1:導入部分ではテーマと自分の意見を紹介する。

Parágrafo 2:本論の1節目として自分の意見の理由、なぜそう考えるのか、どんなメリットがあるのかなどを書く。

Parágrafo 3:本論の2節目として、他の意見を取り上げてなぜそれは良くないのかを説明する。

Parágrafo 4:結論として、記事全体を考慮しながら、もう一度自分の意見をはっきりと述べる。

  記事の目的は読者を納得させることです。あなたの意見について読んで、なるほどね、そうだよねって思ってもらうことです。それで、納得させるような構成を考えることで必要ですよね。構成に加えて覚えておきたいのは、あなたの意見を裏付ける数字やデータを含めるのも効果的だということです。Celpe-Brasの問題用紙には下書き用の紙がありますね。そこにしっかりとメモしましょう。数字やデータに加えて使えそうなアイデアは何でもメモしてください。それを見ながら興味深い情報やデータを取捨選択して使うことができます。

書き終わったら、必ず、見直す

  書き終えた記事を読み直す作業は本当に大切です。もう一度読むことで、書き間違い、文法の間違いや論議の足りないところに気が付くからです。気が付いたら訂正しましょう。訂正するときは、ルールの通りにしましょう。修正ペンを使ったり、ペンで塗りつぶしたりしないでください。間違えた部分に一重の打ち消し線を引いて、できればその横、または上に正しく書き直します。

コメント

  1. ウィルソン より:

    初めまして、ウィルソンと言います。
    今年の秋に日本で試験を受けようと決めてます。
    筆記試験ですが、書き方はブロック体ですか?筆記体ですか?
    よろしければ、教えてくださると助かります。
    宜しくお願い致します。

    • pecori より:

      ご質問ありがとうございます。
      わたしが受験した時はブロック体で書きました。普通に採点していただけたので、ブロック体でも問題ないようです。軽く検索した範囲ではブロック体と筆記体のどちらが良いかを扱った資料は見つかりませんでした。ご参考になれば幸いです。今年の筆記試験は10月24日ですね。ウィルソンさんのポルトガル語学習の努力が報われるといいですね。応援しています。

タイトルとURLをコピーしました