大きな飛行機をすぐ近くで見ることができる ANA や JAL の工場見学は航空ファンや子供だけでなく広く人気があるようです。
新型コロナウィルス感染拡大防止のために工場見学が休止している中、日本航空は「JALリモート工場見学」を開催しています。航空会社の工場見学には前から興味があったのですが、予定が合わずいまだに参加することができていません。それで、家からオンラインで楽しめる JAL のリモート工場見学に参加してみました。
JALリモート工場見学の予約
見学はZoomウェビナーによる配信となっているので、参加するためには事前の予約登録が必要です。
予約登録は日本航空のサイト内にあるリモート工場見学見学のページから行います。
https://www.jal.co.jp/kengaku/remote/
内容や時間などの情報も同じページで確認できます。
わたしは希望日の前日午前に予約申し込みをしました。
希望日が日曜日だったので定員オーバーを心配していたのですが、問題なく予約出来ました。
予約が完了すると下のような確認メールが送られてきます。
見学のZoomウェビナーには開始時間の20分前からアクセスできるようになります。
それまではアクセスしても下のようなお知らせが出てきます。
Zoomウェビナーによるリモート工場見学の内容
残念ながら録音、録画、映像の二次利用は禁止されています。
文章による説明と感想でご紹介しますね。
まず最初に、その日のリモート工場見学のプログラムが「PART2」と紹介されていました。
使われていた写真やピックアップされた機体は全てボーイング787₋8でした。
プログラムが何種類かあって、リピーターも楽しめるようになっているのかもしれませんね。
さて、PART2のプログラムは4つの部分に分かれていました。
第1部:航空教室(15分)
CAさんと思われる2人の女性の司会で映像やビデオを交えて進んでいきます。
羽田空港の広さ、滑走路の数や長さ、飛行機の出発から到着までを分かりやすく学べました。
三択クイズが2つあって、参加者は画面に表示されるボタンを押して回答します。
一つは飛行機の出発時刻とはどのタイミングのことかという問題でした。
間違えてしまいましたが、勉強になりました (-_-;)
参加者を飽きさせないように工夫されているのを感じました。
第2部:展示エリア紹介(5分)
羽田のJALメインテナンスセンター1にある改装された展示エリアの紹介ビデオが流れます。
第3部:格納庫と飛行機の説明(15分)
整備のスタッフさんと思われる男性と、CAさんらしき女性の2人のナビゲートです。
まちがっていたらすみません。
羽田空港のJAL格納庫エリアの説明から始まります。
続いてボーイング787-8が紹介されます。
シェブロンノズル、機首のレドームやセンサー、APU、主翼などの説明がありました。
ここでも三択クイズが2つあり、視聴者も参加できます。
第4部:「みんなの疑問コーナー」(5分)
第3部を担当されたお二人がチャットで寄せられた質問に答えてくれます。
飛行機のトイレの仕組みについて、飛行機の重さについて、格納庫の広さについて
などの3つの質問には整備スタッフさんが
CAさんのフライト中の休憩についての質問にはCAさんが答えていました。
JALリモート工場見学 に参加した感想
ネット上とはいえ、リアルタイムでの説明を聞くことができるので
それなりに見学感を味わうことができて楽しかったよ。
ボタンを押して答える見学者参加型のクイズ、
チャット機能を使った質問コーナーなど
双方向型のコミュニケーションも見学感を出すのに役立っていたみたい。
気になった点としては
飛行機や格納庫を自分の目で見る感動はあまりないかも。
いろいろな通信環境からの参加に対応するためかもしれないけど、
使われていた映像の画質の粗さが少し気になったかな。
なんだかんだ言っても45分があっというまの楽しい見学でした。
外に出かけにくいこの夏休みに、子どもたちと参加するといいかも。
実際の工場見学が再開したら、行きたいなと思わせるリモート工場見学でした。
JALリモート工場見学の詳細は下のJALの公式サイトから
コメント