“なつかしの” 炭焼珈琲ブレンド ー ドン・キホーテのコーヒー豆

Vida

コスパ最強!ドン・キホーテのコーヒー豆

ドン・キホーテのマンデリンブレンドは味と値段のバランスが素晴らしく、お気に入りです。これまで某コーヒーと輸入食品ショップの「マンデリンフレンチ」をリピートしていたのですが、価格を含めてトータルで考えるとドン・キホーテに軍配を上げざるをえないところです。そんなドン・キホーテですから、ほかのコーヒーも気になり始めて別の種類の豆を買ってしまいました。こちらもお手頃価格ですが、100%アラビカ種使用ということで期待が膨らみます。

なつかしの炭焼珈琲ブレンド - ドンキなら1杯14円

さて、今回選んだのは「炭焼珈琲ブレンド」。「備長炭のスモーキーな香味・苦みとコクが特徴」です。500gで698円、約140円/100gと高コスパです。1杯のコーヒーを淹れるのに10g使うとして、1杯14円になります。

炭焼珈琲。この言葉に何か懐かしいものを感じるのはわたしだけでしょうか?

炭火で直火焙煎されたコーヒーのことを炭焼珈琲と呼ぶそうですが、少し前に比べて炭焼珈琲と呼ばれる商品は少なくなっているようです。わたしも、前回「炭焼珈琲」を飲んだのはいつだったのか、思い出すことができません。「炭焼珈琲」という言葉からすぐに思い浮かぶのはキャンディーです。実のところ、炭焼珈琲はコーヒーブームの中にあって姿をひそめつつあるようです。なぜでしょうか?簡単に言うと、炭火による直火焙煎は微妙な温度調整ができないため、コーヒー豆の個性や焙煎士の技術を活かしにくいから、というのが答えのようです。コーヒー豆の個性を引き出す絶妙な焙煎によって、個性の違いと味わいの豊かさを楽しむ人が増えている今、炭焼珈琲はどうなっていくのでしょうか。

炭焼珈琲ブレンドの製造者-ハマヤ株式会社とは?

ドン・キホーテの炭焼珈琲ブレンドを製造しているのは、ハマヤ株式会社です。1924年の創業以来、コーヒーの輸入、製造加工、販売からカフェの経営までコーヒー専門メーカーとして発展してきたそうです。直営のショップは主に西日本に展開しているため、東日本ではハマヤの名前を目にする機会が少ないかもしれません。商品は直営店だけではなく、イオングループやコストコなどで販売されているようです。横浜工場や東京都江東区の工場では月に1~2回程度の直売会があり、割引価格で購入できるそうです。主要取引先には日本航空も含まれています。ラウンジや機内で提供されるコーヒーを作っているのでしょうか?

ドン・キホーテの炭焼珈琲ブレンド

コーヒー専門メーカーとして100年近い歴史をもつハマヤ株式会社が作る「炭焼珈琲ブレンド」。どんな味なのでしょうか?封を開けると、香ばしく焙煎されたコーヒーの香りがします。炭火焙煎に独特のスモーキーさを含んだ香りが漂います。ペーパーフィルター用の中細挽きになっています。

ペーパーフィルターに20gの粉を入れ、20㏄のお湯で蒸らしてから、300㏄のお湯を注ぎます。おいしそうなコーヒーが入りました。燻されたような香りが控えめに立ち上ります。意外とすっきりした口当たりですが、ほろ苦さやコクが感じられます。後味もクリーンで嫌な渋みが残ることもありません。時間がたってコーヒーが冷めてくると、少しの酸味を感じます。スモーキーな風味とほろ苦さを楽しむことができるコーヒーです。

使っているペーパーフィルターはメリタの アロママジック で、たくさんの小さい穴が特徴です。この穴はアロマホールといって、フレッシュな味と香りを通すようになっているそうです。見た目からして、力強い味わいで抽出されるのかと思いきや、スッキリとした味わいになるように感じています。

直径0.3ミリの超微細なアロマホールが1cm2に12.5個。お湯を注いですぐに立ちのぼる上質のアロマと、抽出初期に多く出るおいしさ成分をよりスムーズに通す。余分な雑味や脂肪分は通さない。

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勝手に評価

風味★★★☆☆フレーバーやアロマをどれほど感じるか。
酸味★☆☆☆☆どれほど酸味があるか。
コク★★☆☆☆重みや重厚さの程度。
甘み★★☆☆☆甘みがあるか、後味に甘みを感じるか。
苦み★★★☆☆どれほど苦みがあるか。
総合評価★★★☆☆全体のスコア。個人の好みも加えて、おすすめできるかどうか。

個人的には、最初に飲んだドン・キホーテの マンデリンブレンド の方がコクを感じるので好みですが、炭焼珈琲ブレンドの煙っぽい香りとほろ苦さも捨てがたいものがあります。炭焼珈琲ブレンドに砂糖を入れて ”なつかしい” 風味を楽しむというのもよいかもしれません。

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